2009年10月25日日曜日

社説:郵政見直し 「振り出しへ」では困る

政府は、郵政事業の見直しに関する基本方針を閣議決定した。郵便局で郵便、銀行、保険の3事業を一体運営することでサービスの向上を目指し、郵便だけに課せられている全国サービスを金融2社にも拡大するという内容だ。

 これを受け政府は、26日に召集される臨時国会に日本郵政グループの株式売却を凍結する法案を提出する。小泉政権以来、自公連立政権が進めてきた郵政民営化路線を大転換する作業が具体的に始まったことになる。

 人事も刷新される。日本郵政グループの持ち株会社、日本郵政の西川善文社長は辞任を表明した。

 西川氏は、小泉政権時代の06年に民営化の準備会社である日本郵政の社長に就任し、民営・分社化後の日本郵政の初代社長となった。「かんぽの宿」の売却をめぐる問題があったものの、今年6月に再任された。

 しかし、郵政民営化の道筋が西川氏の描いていたものとは大きく異なることになるのは明らかだ。西川氏は郵政民営化の象徴的な存在だっただけに、辞任は当然の帰結だろう。

 郵政事業は、日本郵政の下に、郵便局会社、郵便事業会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険がぶら下がる形で再編された。そして、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の株式を上場し、その利益をもとに郵便局のネットワークを維持し、郵便事業を継続できる基盤をつくるというのが、これまでのシナリオだった。

 この計画は根底から覆り、郵便、ゆうちょ、かんぽの3事業を一体運営する方向へ改められるわけだが、だからといって、郵便局のネットワークを維持して郵政3事業を安定的に運営するための方策を連立与党が示しているわけではない。

 財政投融資制度の改革が進む中で、役割を終えた巨大な公的金融機関をどうするのか、そして、情報伝達の電子化が進む中で郵便事業の継続といった問題にどのように取り組むのかというのが、郵政改革をめぐる問題の本質だったはずだ。

 ところが、郵政を民営化すればすべてが解決するという小泉政権のスローガンのもと、民営化の是非のみに焦点があたり、郵政改革は、もう一つの銀行、生命保険会社、物流会社をつくるという形でひとまず決着した。

 それが抜本的に見直されるわけだが、郵政改革で問われるべきだったのは、国民の利便を維持しつつ、役割を終えた事業を縮小したり、やめるということだった。その原点に立ち返った改革を実行できるかが、鳩山政権に問われている。

 振り出しに戻るだけで、赤字が出たら税金で穴埋めするといった、安易な対応は許されない。(毎日jp)


「役割は終わっている」のでしょうかね?

かんぽ生命保険とは

郵政民営化見直し:「郵政資金、地元融資を」 亀井担当相、新制度検討を表明

 亀井静香金融・郵政担当相は22日、「信用金庫、信用組合と協力して(ゆうちょ銀行、かんぽ生命の資金を)地元に融資する仕組みを協議したい」との考えを明らかにした。また、日本郵政グループ各社の経営陣に対しては「全部の方が辞める必要はないかもしれない。新方針でやる気持ちになるかだ」と述べ、大幅な刷新を求めていた従来の発言を修正した。

 インターネット放送局のインタビュー番組などで語った。

 亀井氏は「郵政事業には資金を集める力はあるが、貸し出す力はない。(信金、信組と)一緒に(融資を)やったらいい」と指摘。日本郵政傘下の金融2社が保有する約300兆円の資金を地域金融機関を通じて、地方の中小企業などに融資できるようにすべきだとした。ゆうちょは約8割、かんぽも約6割の資金を国債で運用しており、鳩山政権は「地域で集めた資金が中央で使われている」(原口一博総務相)と問題視していた。

 だが、信金、信組も有望な貸出先探しに苦労しており、預金のうち融資しているのは6割程度。郵政マネーの投入で積極融資が可能になる保証はない。(毎日jp)


なんかよくわからないですね。

かんぽ生命保険とは

2009年10月19日月曜日

かんぽ生命 日生と共同開発「がん保険」 年度内発売、困難に

 新政権の郵政民営化の見直しで、日本郵政傘下のかんぽ生命保険が、日本生命保険と提携し準備を進めてきたがん保険を年度内に発売できない見通しとなっていることが5日、分かった。かんぽ生命は秋にも総務省と金融庁に認可申請し年度内の発売を目指していたが、前提となる政令改正が保留されたまま。50億円の開発費を投じた“民営化の象徴”ともいえる商品だが、見直し議論の行方によっては、発売断念に追い込まれる可能性もある。

 かんぽ生命は平成19年10月の郵政民営化の際に、高齢社会で需要の増えているがん保険など医療保険への参入を表明。昨年2月に業界最大手の日本生命保険と業務提携し、人材やノウハウの提供を受けながら、第一弾としてがん保険の共同開発を進めてきた。

 新商品は入院日数などに支払い制限がないのが特徴。ただし現状では、かんぽ生命にはがん保険の支払保険金額に1千万円の限度額が設けられている。そこで今年3月に、限度額を撤廃するよう政令改正要望を総務省と金融庁に提出。その後、ヒアリングはあったが、半年以上たっても進展はない。「新政権の方針が決まるまでは身動きがとれないようだ」と関係者は言う。

 このため、がん保険は商品の認可申請にも至っていない。発売に向けた販売研修や新システムの試運転など、認可取得後の作業も、始められない状態だ。

 仮に今後、これまでどおりの条件でがん保険発売が決まったとしても、政令改正、認可申請、承認取得の手続きを経た上で、社内の作業が必要なことを考えると「年度内の発売は難しい」との見方が、関係者内で広がっている。

 民主党を中心とする連立与党は、日本郵政グループの株式売却凍結で合意。かんぽ生命については、一定割合の株式を政府が保有する公算が大きく「事実上の“政府保証”は民業圧迫」の声が高まるのは必至だ。かんぽ生命は「利用者へのサービス向上を考えれば、がん保険の発売自体は必要」と話すが、民営化見直し議論の行方によっては、発売自体も先行きが不透明となりそうだ。


待ってるお客さんも困りますね。

かんぽ生命保険とは

かんぽ生命、Winnyで顧客情報流出 - 民営化前の委託先社員PCが感染と発表

かんぽ生命は8日、民営化前にシステム開発業務を委託していた日本情報通信開発(JICD)の社員が所有するPCがコンピュータウイルスに感染したことにより、簡易生命保険契約の顧客1万3,574人の情報が、ファイル共有ソフト「Winny」を介しネット上に流出していたと発表した。

かんぽ生命では、民営化前の日本郵政公社 簡易保険事業総本部だった2007年3月当時、JICDにシステム開発を委託していた。かんぽ生命によると、今回情報を流出させたJICDの社員は、同社が禁止していたにもかかわらず、作業のため、JICDのPCから自宅PCに顧客情報をメール送信し、その後、保存していたことを忘れていた。

この約2年半後となる2009年10月7日、このPCがウィルスに感染し、顧客情報がファイル共有ソフト「Winny」を介しネットワーク上に流出していたことが判明。流出した情報は、簡易生命保険契約者1万3,574人のカナ氏名、生年月日、住所コードなどとなっている。かんぽ生命によると、ネット上への情報流出は2009年10月4日から始まった。同PCは「流出発覚後、直ちにインターネットから切断し回収した」(かんぽ生命)という。

同社では、情報が流出した顧客へ詫び状を送付し、謝罪する。また、この件に関する問い合わせ窓口を案内し、「不審な問い合わせなどがあった場合の連絡を受け付けるなど、二次被害の防止に万全を期す」としている。

問い合わせ窓口は以下の通りとなっている。

「かんぽ生命保険 コールセンター」

電話番号 : 0120-552950(フリーダイヤル)

受付時間 : 平日 9:00~21:00、土・日・休日 9:00~17:00(1月1日~3日を除く)


流行おくれでは。

かんぽ生命保険とは

2009年9月19日土曜日

郵政3社統合、かんぽ生命は傘下に 郵政再編案

 政府は17日、日本郵政グループの再編に関し、持ち株会社の日本郵政が郵便事業会社(日本郵便)、窓口サービスを行う郵便局会社を統合した上で、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の金融2社を傘下に収める体制とする方向で検討に入った。現在は、持ち株会社の傘下に、日本郵便と郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の計4社が置かれている。

 このグループ再編のほか、政府が株式を一定以上保持して経営支配を継続することを盛り込んだ郵政改革基本法案を臨時国会に提出する方針だ。(時事)


いよいよ動き出しました。
どうなるのでしょうか?

かんぽ生命保険とは

2009年9月6日日曜日

かんぽ生命、不払い35万3000件に 中間報告

 旧日本郵政公社時代の簡易生命保険の保険金不払い問題で、かんぽ生命保険は31日、機械や目視による検査を経て、不払いの可能性が高いとされた契約は、現時点で35万3000件にのぼったと発表した。総務省に対する中間報告の内容を公表した。
 不払い可能性の高い35万3000件のうち、4万2000件は、最終点検を経て契約者に対して案内状の送付が決定している。現在も点検作業は継続中で、残り32万900件で不払いの可能性がないか調べているという。
 同様に旧日本郵政公社時代で、満期保険金や失効還付金などの未請求・未受領の契約件数は、54万6000件で確定したことも明らかにした。総額は約1936億円で、調査期間に発生した、支払うべき金額約67兆1000億円の0・28%に相当する。
 かんぽ生命は公社時代の平成15年4月から19年9月の間に保険金支払いが発生した1301万件の点検を進めており、年度内に調査を終了する予定。昨年8月に総務省から、調査や支払いの状況を定期的に報告するよう求められていた。調査費用は総額約300億円に上るとの見通しを示している。鳩山邦夫元総務相は今年5月、最終的な不払い事例の総数は「30万件から40万件」との見通しを示していた。


民主党大勝利は今後どう影響するのでしょうか?

かんぽ生命保険とは

2009年8月18日火曜日

かんぽ生命、4~6月期純利益1%増

 日本郵政グループのかんぽ生命保険が12日発表した2009年4~6月期決算は、純利益が前年同期比1%増の179億円だった。旧日本郵政公社から引き継いだ保険契約が減少して保険料収入が落ち込んだものの、保有する株式などの評価損が減った。
 本業のもうけを示す基礎利益は前年同期比1%減の1096億円だった。総資産残高は約104兆8000億円で、国債での運用比率は65.5%だった。
 個人保険の新規契約数は53万662件だった。営業活動の成果が出て、四半期ベースでは07年10月の民営化後で最多となった。ただ、公社時代の平均60万件には届かず、新規顧客の掘り起こしが引き続き課題となる。(日経ネット)


支払い問題もありなかなか純粋な営業活動に打ち込めないのが厳しいですね。

かんぽ生命保険とは

2009年8月5日水曜日

契約者配当金の誤計算等に関するお客さま対応の開始について

株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役会長 CEO 進藤丈介)では、日本郵政公社時代に判明し、公表した簡易生命保険契約に関するプログラム誤り等につきまして、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの業務委託を受け、ご契約等を特定するための調査を行ってまいりました。この一連の調査では、これまで影響が特定できたご契約から、順次、対象となるお客さまへご案内を行ってまいりましたが、今般、影響金額等の特定に特にお時間をいただいておりました以下のご契約について、本年8月以降、お客さまへのご案内を開始いたしますことをお知らせいたします。
 お客さまをはじめ、関係の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。

詳しくはプレスリリースをご確認ください。

かんぽ生命保険とは

2009年8月4日火曜日

かんぽ生命保険、支払いミス計17万件に

日本郵政グループのかんぽ生命保険は31日、年金保険の配当金などの支払いで、新たに約4万8000件のミスが見つかったと発表した。郵政民営化前の契約の支払いミスは合計で約17万3000件となり、過払いと支払い不足を合わせた影響総額は約5億3000万円に上る。

 新規判明分について、契約者への案内や返金を8月から始める。

 4万8000件の内訳は、終身年金保険などの配当金を払い過ぎたのが3万8665件で、1件あたりの最高額は年53万円。支払い不足も5337件あり、最高額は年2万5000円だった。過払い分は回収コストを考慮し、額が大きい顧客に対してのみ返還を請求する。

 このほか、年金保険にかかる源泉徴収税を多く計算するミスも4317件あった。(共同)


オワラナイ・・・。

かんぽ生命保険とは